今日の学びは「大人になってもエクスペリエンスとラーニングで学び続けろ!」
- シリコンバレーでは「転職」と「ラーニング」と「キャリアアップ」がセット
- 一つの仕事にこだわらず、トレンドのシフトにのってみる
【学びレベル】
「シリコンバレー流」「勉強」というキーワードが目を引き、今回手に取って読んでみました。
日本人流の詰め込み勉強とは何が違うのでしょうか?
シリコンバレーの人々を見ていて感じるのは、日本的に「知識の詰め込み」で勉強しようとするのでなく、体験や経験を通じ、子どもが遊んでいるかのように学んでいる人が多い
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これは最近注目されているアクションラーニングと言われていることですね。ビジネスパーソンにおいては、体験や経験を通じてインプットとアウトプットを繰り返すことにより、より実践的な知識が得られることは間違いないでしょう。
私は転職こそ最高のラーニングの機会であると思っており、個人的にキャリアの相談を受けたときなどにも積極的に転職をするめるようにしています
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転職でエクスペリエンスとラーニングを重ねて大きく稼ごうと考えるなら、「大きく伸びる業界」を狙うべき
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転職するときは必ず「自分がこれから進もうとしている企業や業界は変革の中にいるか」を考えるようにするべき
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よい転職の機会を自分も得たいと思うなら、基本動作は3つ
①いろいろな人に「会社を辞めるつもりです」と話すこと
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②履歴書を用意すること
③ヘッドハンターや転職サービスに登録し、興味を持てた会社の人と会って話すこと
私も転職を2回経験していますが、上記の内容はまさにその通りだと思います。1回目の転職で銀行業界からコンサルティング業界にキャリアチェンジしましたが、コンサルティング業界はまさにラーニングの場でした。行員時代には身に付けられなかったプロジェクトマネジメントスキルが業務上で習得できましたし、コアスキルである「プレゼンテーション」「ドキュメンテーション」「ロジカルシンキング」もかなり向上しました。
また、現在はすぐに転職するつもりはありませんが、転職の機会は逃したくないので、履歴書を毎年更新し、転職サービスに登録しています。また、そうすることによって、興味がある業界の求人状況が分かりますし、求められる人材の要件から今後自分に必要なスキルが把握することができるというメリットもありますね。
意外と思われるかもしれませんが、アメリカでは「自分の弱みをさらけ出すことが、最終的には自分の強みになっていく」という考え方がベースになっている
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日本人は自分の弱みをさらすことはためらってしまいますが、アメリカでは逆だと書かれていたのには少し驚きました。
でも正直に「自分の強み・弱み」を見せることで、自分の弱みを補完してもらえるようなコラボレーションができ、チームや会社としてさらに強靭な力を発揮していくことができるのでしょうね。
シリコンバレー流に生きるための指針として5つ
①トレンドのシフトに乗ってチャンスをつかみ取れ
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②一つの仕事にこだわるな
③信念に基づいた仕事には強靭さがあるので、信念を貫け
④何があっても、あきらめるな
⑤結果的に自分の成功につながるので、自分の周りの人を成功させろ
特に日本人には、指針②と指針⑤がポイントだと思います。
指針②は、キャリアの上で様々な仕事で身に付けた学びを掛け合わせていくことによって、自分を世の中で唯一の存在にしていけるという点で重要ですね。
また、指針⑤は得てして「自分の成功のみを追い求めることが成功の近道」と思いがちですが、実は逆であることをしっかりと明示してくれています。
シリコンバレー流の勉強とは「エクスペリエンス」と「ラーニング」に加えて、「転職」をうまく学びの場にしていくことなんだね。
さまざまな変化が起きる世の中をうまく渡っていくには、自分が変わり続けながら学び続けることが必要ですね!
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序章 早期退職で慌てないために、やっておくべきこと
第1章 ビジネスパーソンが基礎として知っておくべき「勉強法」
第2章 速く、深く学ぶにはコツがいる
第3章 シリコンバレー流「人」の学び方
第4章 シリコンバレー流に学び、活躍する人たち
終章 シリコンバレー流に、充実した人生を送る
巻末付録 書籍でビジネスの基本を押さえよう!
追伸:
著者本人が出演されている動画「鳩山玲人氏に聞く。ハローキティの海外戦略 – JBpress(日本ビジネスプレス)」はこちらで見れます。興味がある方はぜひご視聴ください!
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